ご無沙汰してます
久々の更新なのですが元気です!正確には元気いっぱいなわけではないけど、死んではいないです。
みなさんはどうでしょうか。
こんな不定期な連載でももうすぐ50回目になるということで、ありがたいことです。
記念すべき50回目に向けて色々準備していきたいです!できる範囲で!
何か決まったらお知らせさせていただきたいと思います。
先輩たちの悩み
先日、何らかのことをネットで検索していて「お悩みQ」というQ&Aサービスにたどり着いた。

「お悩みQ」は「趣味人倶楽部」(「しゅみーとくらぶ」と読みます)というSNSの中のコンテンツで、「Yahoo!知恵袋」とか「教えて!goo」みたいなものと同様のサービスだ。ただ一つ特徴的なのは、「趣味人倶楽部」が50代以上のユーザーが70%以上を占めるという点。会員の平均年齢は56歳だというから、世にSNSが色々ある中ではやや高めの年齢層に使われているものになる。
その「趣味人倶楽部」の中のQ&Aサービスなので、その場に投げかけられる質問やそれに対する回答には独特の雰囲気がある。見てみると、前述の平均年齢よりもさらに高齢な70代、80代の方々らしきユーザーもかなり多いようだ。最初は冷やかし半分にサッーと眺めるつもりだったが、やめられなくなって色々な質問と回答を読み漁った。大づかみに言うと、
・パソコンの使い方についての質問が多い。健康についての質問も多い
・SNSならではの人間関係の悩みもすごく多い
・「残り少ない人生」というフレーズがよく出てくる
・一人称に「小生」を使う方がすごい多い
といったポイントが印象的だった。会員になるのに年齢制限があるわけではないので中には30代のユーザーとかもいるのだが、やはり高齢の方が同世代の人たちとコミュニケーションを取る場に利用しているのが中心のようだった。

85歳のユーザーも平然といる
こんな「お悩みQ」の数々のQ&Aの中から、個人的に面白かったものをいくつか紹介していきたい。
ではいきます
まずはこちらの質問だ。

なぜ、でしょうね
「死人」という冷徹な表現が印象的である。高齢ユーザーが多くなると、こういった疑問も生まれやすくなるのだろう。
というか、こういう味わいのある質問が散りばめられてるからやめられないんだよなー!
これなんか、質問の並びが良い。

SNS上の日記の削除法について⇒犬派?猫派?⇒コミュのオフ会について からの「海苔の大きさは、何故真四角ではないの?」っていうリズム。
ちなみに、前述したとおりSNSの中のQ&Aコーナーなので、コミュニティとかオフ会とかに関する疑問や、そこでのいざこざについてなどの質問もかなり多い。そしてそういうのを読んでると「人生結局こういうしがらみがついてまわるんだな…」と重い気持ちになる。でもそんな中にたまにいいのがある、っていう程度なので、全部が全部面白いわけではないことを断っておきたい。
続けよう。

「浅草寺」はなぜ「あさくさでら」とは読まないの?という質問
「清水寺」は「きよみずでら」なのに…、っていう確かに考えてみれば何でなんだろうという話だが、それに対して「法律で決まってるわけでもないし原則+不規則なものも多数ということなんじゃないの」と別ユーザーが回答した。

その回答に感謝を述べる質問者のコメントを見て欲しい。

「おっ、地震だ!」が良い。普通書くかね?
その時地震があったんだなってことが、なんかグッとWEB越しのやり取りを身近に感じさせてくれるではないか。
「お悩みQ」のQ&Aのジャンル分けには「ニュース・社会・政治」、「人生相談」などに並んで「思い出せないもの」というのがあって、それもまた味わい深いのだが、その中から一つ。
「ど忘れ!してます、」から始まる質問だが、

要するに「ちぃ散歩」(ってことはだいぶ前だな)の番組後に放映されるCMの原曲はなんだっけということだ。
それに対し、「こりゃ弥平(やべい)さん」というユーザーが回答した。

「ビリーバンバン『春夏秋冬』でしょうか?」と。
すると、

「思い出しました、第九でした」とのこと。会ったことも無い「こりゃ弥平(やべい)さん」の何とも言えぬ表情がモニターの前で白く照らされるのがリアルに実感できる。
お次は英語に関する質問。

なぜ動詞に「s」をつけなきゃいけないの?という。素朴な疑問ではあるが、質問者はこの「なぜ」が解消されないために中学以来英語が苦手になってしまったのだとか。
それに対し、

「1+1=2」に理由がないのと同じだという「ワケシリさん」。まあそう言うしかないかもな。
するとどうだろう。質問者は、

スーッと成仏!
この肩すかし的な引き際の潔さもこの「お悩みQ」のあちこちで見られて面白い。
あと、この質問には笑った。

わざわざ他人に聞くことか!
しかし実際、寄せられた回答を見たら「あんなののどこが面白いんだ」とか、「テレビなんて低俗な」みたいな意見もあって暗い気持ちになったので、みなさんが見る時は画像の「拡大」をクリックするまでに留めておくことをおすすめしたい。
また、人生の先輩ならではだなと思ったのが、
「貴方にとって、お正月の良さって、なんですか?」

という質問に対しての回答への質問者のお礼コメント。

「正月が、冥土の旅の一里塚であることには変わりありません。」というフレーズにしびれた。今後は正月をそのようなものとして考えてしまいそうである。
続いてこちらは、「添付画像の正体解明お願いします。」と言いつつ、画像を添付し忘れたらしい質問者に対する回答。

「寒さ厳しき折御身お大切に!」っていいな。こういう優しさを持っていたい。
「ゆるキャラの目は何処に」という質問もあった。

大変丁寧な回答が寄せられているのだが、

「しかし、新聞を読むようなことは困難になります。」という一文が好きだ。ゆるキャラが楽屋で目を細めながら新聞を読んでいる姿が浮かんで仕方ない。
味のある質問を3つ。



最後のサザンファンがすごい。「怒っても家のドアをバンバンしない」、これはぜひ守って欲しい。
いわゆる「オヤジギャグ」みたいなノリも散見される。
「亀の冬越し」についての質問。

これに対し、

リズミカルに行間をあけながら「かめへん!かめへんよ!!」ときた。そこに質問者は

クール!
こういう力の抜けるしょうもないノリを堪能したい方はこちらのQ&Aが便利。穏やかな海のような気持ちになりたい時読んで欲しい。
「親父ギャグで何か面白いのがあれば教えてください!」
最後になんかいいなと思った質問を2つ紹介します。

仕方ないなと言いつつ一緒に歌っている二人の感じが良いなー。
あと

「40年前の元彼」っていう響きにグッとくるものがありました。
長々とすみませんでした!まだまだ面白いのがあるかもしれないんでよかったら探してみてください!
ただ、何度も言いますが気が重くなる話が70%ぐらいです!健康の悩みや恋の悩み、生きがいについて、嫌なやつについて…などなど。「早く老人になりたい」とか言ってるこのコラムですが、人生の先を歩まれている方々もあまり変わらない感覚で日々悩んで悶々としていたりするんだなと、悟りの境地への道は遠いなと思い知らされる次第でありました。
チミドロ活動情報
大阪が誇る下ネタダンスミュージックの巨匠・佐伯誠之助さんとチミドロが曲を合作させていただきました!7/21に発売される佐伯さんの新譜、いや、「音源付きオリジナルブロマイド」に収録されていますのでよかったら特設ページをチェックしてみてください!
佐伯誠之助 エグすぎる秘蔵音源付きセクシーブロマイド情報ページ
チミドロライブ情報
2015年8月8日(土)
NO SKOOL NATION
秋葉原 CLUB GOODMAN
開場時間 / 18:30
入場料金 / 2,000円
出演 /
アーバンダンス
チミドロ
壊れかけのテープレコーダーズ
レディメイド・レベル
S.L.L.
アオキユウタ(MoL)
2015年8月29日(土)
ça Va? presents WHITEROOM
中野 heavysick ZERO
開場時間 / 14:30
入場料金 / 2,500円
DJ /
Die(HONDALADY/全日本レコード)&MC Euthman(HAPPY DYNAMITE)
DJイオ(LBT)
ENBUN8WARI(GOLD FINGER)
HIGH EMOTION DJs (DJ EVIL+DJ BUG)
NAWOTO SUZUKI(OFF THE TRACK TO HARDCORE/an-unonymous)
ローリング内沢
Live /
DJ Lib & MC Shitb (KAK-A Recordings)
アシッド田宮三四郎
チミドロ
Special GUEST /
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サイケアウツG